職員の声(特養)①

平成25年入職 介護課 介護職員

☆仕事の紹介

特別養護老人ホームは自宅での生活が困難となった高齢者(私たちは「ご利用者」と呼んでいます)が生活の場としている場所です。私たちはご利用者がここで安心・安全な生活を送れるようお手伝いをしています。
集団生活の場ですので、100パーセント個々人のご利用者のニーズを満たしたり、自宅での生活を再現するというの難しいですが、その中でも日々工夫を凝らして少しでも特別養護老人ホームでの生活を楽しんでいただけるよう努力しています。

☆この仕事でやりがいを感じる事は?

自分たちのケアや試みが上手く行き、ご利用者の生活の質向上に繋がったり、楽しんでもらえたりした時がもっともやりがいを感じます。
また、生活の場であるという特性上、職員一人ひとりの得意なことや趣味などを仕事に反映させやすいという面もあります。例えば、楽器演奏が趣味の職員は季節行事などでご利用者の前で演奏する機会を作ることができたり、利用者と共通の趣味の話題でお話しすることができたり。そういった点もやりがいに繋がると思います。

☆にしき苑の良いところ

今年は新型コロナウイルスの影響でいつもと違う対応をしなけらばならないなど難しいところもありますが、にしき苑は地域に開けた施設を目指しており、行事などを通じて利用者のご家族だけでなく、地域や近隣住民の皆さんにも施設にお越しいただく機会を積極的に作っています。
また、特養の職員は比較的年齢層が高めな状況ではありますが、それだけ経験豊富な職員が多く、指導の際は教科書的な教え方だけではなく実体験に基づいた利用者との接し方や介護技術について学んでいただくことができます。

☆今後の目標

職員の接遇面の強化や介護技術の一層の研鑽をもって、法人理念である「共に歩む」をより体現できる特別養護老人ホームにしていきたいと思っています。

☆就職活動中の皆さんへ

介護はその分野に関わらないと仕事の内容をイメージし辛い職業であると思います。しかし、全く未経験の状態から入職して立派に働いている方もたくさんいらっしゃいますし、何より自身の性格や特技などその人にしかない強みを活かしやすい仕事であると思います。体力的・精神的に辛いと思い悩む事もあるかと思いますが、一人で介護をするワケではありません。頼れる先輩や他職種の職員たちと共に、時に笑い合いながら、時に頭を悩ませながらご利用者の笑顔のために働いていけたらと思います。
皆さんと一緒に働ける日が来るのを心よりお待ちしています。