3月3日は、女の子の健やかな成長を願うひな祭りです。
にしき苑でも、ひな人形を飾り、行事食を提供させていただきました。
今日の献立は、散らし寿司、炊き合わせ、菜の花の辛子和え、蛤の潮汁、苺です。
御利用者の皆様、華やかに盛り付けられたちらし寿司と、春を感じられる菜の花や苺に、大変喜ばれていました。
ひな祭りの日にひな人形を飾るのは、女の子の穢れを人形に移し、厄を払うためとされています。
ちらし寿司はひな祭りに良く食べられるメニューですが、ちらし寿司そのものにいわれはありません。蓮根や海老などの縁起のいい具や、彩りの良さが祝いの席にふさわしいとして定着したようです。
蛤は、対になっている貝殻でなければ、ぴったりと合わないことから、仲の良い夫婦を表し、幸せな結婚を願っているそうです。
おやつ時には、雛あられの代わりに、口どけの良いおかきを、白酒の代わりにアルコール分を含んでいない甘酒を提供しました。
ソフト食は、食材をミキサーにかけ、食べやすく調理していますが、見た目でも楽しんでいただけるよう、色彩や形等工夫しました。